2015年02月05日

2015幕開け・・現実に今、なにができるのか

「日本もテロの標的に・・」という日本人の驚きの声声に、その驚きの遅さに改めてわたしも驚いた

戦争やテロを対岸の火事だとほとんど関心がなかったのだと改めて思い知らされた
テロを煽ぐ契機にもなりかねない集団的自衛権行使含め、武器輸出含め、日本人自身もよくわからない、わかろうとしない無防備さはなんだろう
わからないから明日の仕事に影響がないから面倒くさいから捨て置くのだろうか
地震のように足元から直接火がつかないと危機感すら感じないのだろうか

処刑の仕方が残忍だとの報道
前に書いたように戦争に残忍も裏切りも不条理もないのだ
憎しみと殺戮の連鎖が広がるだけなのだ

戦争当事国のある写真と記事を見た
学校を廃止し、少年たちを少年兵として軍事養成している光景
やがて少年兵の一人に銃を渡し、目の前の人質を銃殺するよう指導している
ためらいもなく銃殺する、そして褒められたのか、その少し照れて得意げな顔
わかるだろうか
一つのモノを弾圧しても、教育が次の破滅を生んでいくのだ
ある少年兵は、目の下の袋状の傷をみせ
ここに麻薬が埋められるんだと言った、そうすると気持ちが高揚し人を殺す時に怖さやためらいがなくなり
沢山殺せると、そしてやったこともよく覚えていないんだと
それを見ながら涙とやるせなさで震えた

作品で勝負しても、パンひとつ、絵本ひとつ、必要なモノや教育は直接与えることができない
先日ユニセフ協会の人と話した、募金一つもなかなか難しく現状維持すらなかなか厳しい現実のようだ
まして負の連鎖で戦争が広がれば活動そのものにも規制がかかると

特攻隊作品「テノヒラノ鎮魂華」を上映、講演活動では
せめて戦争につきものの圧倒的な全体思想とマインドコントロール、愚かしさ、繰り返してはいけない過ちを伝えながら、いま、なにができるのか探していきたい








posted by ユウカ at 17:31| 日記