2015年04月16日

今年は終戦から70年

終戦から70年・・もう70か、まだ70か・・百年後も「終戦」という言葉が続いていることを願う

生命座でも戦後70年特別企画として、特攻隊員の遺書や戦争体験者手記を読み綴る朗読劇?が文化センター大ホールで10月に上演することが決まった
よく終戦記念日近くになると各地でこういった戦争関連の朗読が著名人やアナウンサーなども参加したりして開催されているが・・生命座が朗読をやるのは初である
膨大な参考資料と戦争手記に囲まれ、まずはこれらを読破することから台本作りが始まる
真実の声を寄り集めた朗読台本って・・なんと難しいのだろう・・下手をすればただの日常日記を読むだけになり真実が誤って伝えられてしまう可能性がある、今までの脚本とは勝手がちがう
なのに来月からもう朗読希望者の面接が始まるのだ・・汗

この企画を決めたときは、たまたま病院で点滴をうっていた
スマホで高浜原発、司法が再稼働停止!司法は生きていた!というニュースをみた
判決を下した裁判官はどこの誰だか知らないがすごいと思った
国の規制基準が緩いこと、原子力安全委員会の新規制基準すらも合理性に欠くとバッサリ
震災以降、誰しも地震に想定はないと不安に思ってきた事実をズバリ
すごいと感じたのはそれだけではない
見えない圧力に屈しなかった判決だからだ
今後もこの判決が、いや司法が、見えない圧力によって覆されることがないことを切に祈りたい

・・しかし
国民の生命や安全を預かる国の基準が危ないと司法に断言される日本って別の意味で本当に危ないと感じた
いつか、そう遠くない未来に日本は安全のもとにと言いながら、いつのまにか戦争を始めているような気がした








posted by ユウカ at 19:02| 日記